たるやと百軒店

昭和6年(1931年)「樽の家」という屋号で開店。

様々な種類の樽酒を並べ、一杯酒屋という形だったため今でもお店にお酒は欠かせません。

当時は北原白秋を始め、バンカラさんたちの憩いの場であったが、戦争が激化し、営業が出来なくなりました。。。

戦後、常連の方々と共に建て直し、「たるや」としてお酒はそのままに女手ひとつでも切り盛り出来るよう、鉄板焼き・お好み焼き・もんじゃ焼き屋として営業再開。

3代続くたるや、初代、2代目は女性でした。

ちなみに初代は生きていた頃のハチ公を知っていたそう。

百軒店は「ひゃっけんだな」と読み、関東大震災の被災した店を誘致し100軒以上の様々なお店が集まる商店街でした。

戦後、営業再開をしたお店や新しくできたお店、バーや居酒屋など大人が楽しめる場所が増え、かつての賑やかさを取り戻しました。

そして当時の娯楽といえば映画。

百軒店には映画館が3つ、後にボーリング場もでき、ブームの勢いそのまま渋谷で1番の繁華街となりました。

それは渋谷駅から百軒店までシャトルバスが運行するほど。

現在も新しく勢いのある様々なお店が増え、神社や戦前からある古い場所やお店と新しいもののコントラストがまた面白い地域となっています。

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